アミノ酸豊富で旨味の強い豊茸を「食感用」「旨味用」のW使い！
濃厚で本格的な深旨ボロネーゼ

【Check Point】
旨味成分であるアミノ酸が豊富な豊茸の下半分はみじん切りにして炒めて煮込む事でソースの旨味が増し増す。
さらに豊茸の上半分を最後に入れる事で、プリっとした良い食感を味わう事ができ、豊茸の良さを存分に楽しめる料理です。
調理では、牛ひき肉を粗目でゴロッと焼くのも美味しさのポイント。フライパンに油はひかずに牛肉を広げて、触らずにお好み焼きのように一枚を上下返して表面を焼きます。後に煮込みながら自然とほぐれる具合が丁度良いゴロッと感になります。
牛肉と豊茸の旨味の相乗効果は抜群で、さらに赤ワインや焼き肉のたれやバターを使う事でソースの深みが出て、作った1日目から美味しく本格的な濃厚な味となります。
パスタに絡めて食べるだけでなく、グラタンやドリア、オムライスの具材、ピザソースなど様々な料理にアレンジできるメニューです。

材料（ 4人分）

・豊茸（ぶなしめじ）：1袋

・牛ひき肉：200g

・玉ねぎ：1/2個

・おろしににんにく：大さじ1

・オリーブオイル：大さじ1

・バター：10g

・塩、こしょう：少々

・パスタ：4人分

Ａ
カットトマト：400ml（1缶）
赤ワイン：200ml
顆粒コンソメ：大さじ1
醤油：大さじ1
砂糖：大さじ1と1/2
ケチャップ：大さじ１
焼き肉のたれ：大さじ1

作り方

① 豊茸を6等分して石づきを取り除き、豊茸の根元半分をみじん切りにする

② 玉ねぎは粗みじん切りにする

③ フライパンにオリーブオイルをひき、おろしにんにく、玉ねぎ、みじん切りの豊茸を炒め、きつね色になったら豊茸上半分も加え炒めて一旦取り出す

④ フライパンにひき肉を入れて広げ、両面を中強火で焼く

⑤ ❹にAと❸を加え混ぜ、水気がなくなるまで煮込む

⑥ バターを加え、塩こしょうで味を調える。

⑦ 茹でたパスタの水気を切り、❻に加えてソースを絡める
（お好みで、粉チーズ、粗びきこしょうを散らし、イタリアンパセリを添える）

福本陽子  -ふくもとようこ-

食育指導士/食生活アドバイザー
フードコーディネーター

 

料理研究家／男性限定料理教室【Men’s Kitchen】代表。
延べ1万人超の男性に料理を教え、予約の取れない人気教室としてTVでも有名に。
コロナを機に始めたオンライン料理教室は男女共に人気で受講者は延べ2,000名超。
TVやYouTubeなどメディアも多数出演し、レシピ開発や連載も多数。
全国の企業・内閣府・自治体での講演や、料理イベントなど企業向け事業も多数手掛ける。
著書「料理ができる男は無敵である」料理初心者でも簡単に作れる『健康レシピ』も連載。